ねえ 誰より

穏便派厄介オタクの独り言

キスマイのコンサートが美味しかった話

Kis-My-Ft2 2018ツアー『Yummy!』名古屋2日目に行って参りました。

結論:めっちゃ好き。ドーム最高。楽しかった

ブログには書いてないけど昨年度のツアーにも行きました。(なんなら舞祭組村も行ったけど)そこでは、『レッツゴー!!』でジョッシーちゃんの太ももをガン見できるくらいには良い席で十分楽しめたけど、純粋にセトリと演出は『Yummy!』に軍配が上がりました。

『I SCREAM』は名古屋両日入って2回ともスタンドのほぼ最後列みたいなヤバイ席運だったけど、それでも『I SCREAM』が今まで1番好きなツアー!って言えてたから、純粋な評価と席は私の場合関係ないらしい。つまり今回はアリーナAブロックという茶の間オタク暦ウン年の中で最も良い席でしたが、良き!好き!という評価は席には関係ない(多分……)

せっかくはてなブログの存在を思い出したので、つらつらレポを交えながら語っていきたいと思います。

 

  • OP

①スクリ〜マ〜ズちゃん、ぶちかわいい

②カウントダウンが60から始まったとき、「え!?1分も待ってくれるの?」て思いの外長くてちょっとウケた

③映像が!男謝礼!!!!(09年のオタク)

ちょっと外国人ボーイ絡めたストーリーは意味わからなかったけど、そこ以外普通に可愛さ全開でよかったし二階堂くん可愛い!!

グラサンで登場した時、あっウケ狙ってるなって思ったけど、あのYummyな表情(?)死ぬほど可愛くてちょっぴりセクシーで、二階堂くん大好きマンとしては大興奮してしまい全然面白くなかったです!!!

 

  • Tell me why

実は行く前にネタバレ踏んじゃったんだよね〜〜〜……。 これが1曲目って知りたくなかった気もするけど、でも知ってても叫ばせる力があるよねTell me whyには……好き過ぎて思わず倒置法

二階堂くんのサビの手の振付、他の誰とも違う独特さがあるじゃないですか。あの振付が本当に大好きで、ミント行けなかった私は今回初めてあの振付を肉眼で見られて泣きました。

 

  • Crystal sky

1回降りて以来(担降り記事参照)実はシングルのカップリング曲全然履修してないダメオタクだけど、これはLove-tuneで予習した!普通にエレクトロニカの類・ダンスナンバーの類が死ぬほど好きな女だから曲そのものがドツボだし、やっぱり二階堂くんダンスサイコーやわ〜つか衣装めっちゃいいな……って思いながら見てたけど興奮しすぎて詳細は覚えてない。

 

  • Super Tasty!

好き〜タノシ〜〜〜!!!

リード曲が毎アルバム・毎ツアーのテーマを総括してるから、キスマイに慣れてるとリード曲を普通にアルバムの2曲目においてセトリの頭に持ってくる流れを予想すると思うんですけど、(例『I SCREAM』『MUSIC COLOSSEUM』)私は「この曲リード曲なのにアルバムの2曲目にないの珍しいな〜セオリー通りじゃないな〜てことはセトリも多分一筋縄ではいかないな(1曲目SuperTasty!じゃない可能性高いな)」て思ってたのである意味予想通りでした。その予想に至るまでの過程が全然論理的じゃないのは見逃して。

 

  • PICK IT UP

イントロ入った時の盛り上がりがすごかった!わかる!私もピキラ好き!でもセンステ見えなかった!悲しい!

 

  • I Scream Night

イントロでびっくりして飛び跳ねた。2016ツアーが好きな理由の7割は、アンコのI Scream Nightが占めてるので、本当に胸が熱くなった。オタクが真似できない振付だし、声出すところがあるわけでもないし、1番盛り上がるところは本人たちですら歌ってないのになんでこの曲はこんなにエモいんだろう。エモ散らかすわ

 

ちょっとキスマイが何してたかあんまり覚えてないですけど、近くに来てくれたJr.の顔がめっちゃ可愛くて同行者と沸いた。終わって即調べた。佐藤新くんって言うらしい。たいぴの役名とニアミスだね!って盛り上がった

 

  • Kis-My-Calling!

♪トゥトゥトゥルトゥットゥッルトゥルトゥル〜ジャンジャンジャ〜〜〜〜ン

私・同行者「!?!?!???????」

イントロで動揺したけどちゃんと「K-I-S PARTY!」から声出したオタク。『We areキスマイ!』にメンバーコール曲のポジを取って代わられたかと思ったから突然のコーリング先輩は予想外だったけど、やっぱり安心感がすごい。

二階堂くんを好きな理由のひとつが「コーリングでひとりだけ特別な呼ばれ方してる」っていう伝わりにくい理由なんですけど、これ分かるかな……。センターポジションではないけど、グループの愛されキャラのポジションにいて愛され感抜群のあだ名をもってて、それを曲の中でも許されてるっていうその状況に「二階堂くんはキスマイの中でも代わりのきく誰かなんかでは決してない、特別な存在」感を感じてたまらなくツボなんですよね……一生全身全霊で「にっかちゃんだよ〜!」を叫んでいきたいのでコーリング先輩にはこれからもお世話になりたい。

 

  • Invitation

ここでアルバムの1曲目持ってくるんだ!?!?正直セトリ1曲目予想の候補の中にこれあった。タイトルといい歌詞といい、これからコンサートの楽しい夜が始まるよ!っていうショウタイム招待の曲じゃないですか(うまいこと言えてない)。にしては曲調は落ち着いてるからどうなるんだろうって思ってたら、全然セトリ予想違った(笑)

この曲から始まるコンサートも面白そう。ていうかサビのダンスめっちゃかっこいいし、落ち着いたカッコいい曲調と遊び心たっぷりのセット&コンサートテーマとの間にある若干のアンバランスさを衣装が中和してて、純粋にパフォーマンスとしてまとまってて私はとても好きでした。

 

  • Break  the Chains

最高でしたわ。

今回のアルバムの中で1番いい意味で裏切られた曲。アルバム最初聴いて「う〜ん!w」ってなってた自分を殴りたい。まぁ単純にあんまり曲が好みじゃなかったんだけど、パフォーマンスに圧倒されてコロっと掌を返した。あのベルトコンベア普通にすごくない?!あれを生かしたダンスすごい。新しい。きっとたくさん練習した末に生まれた完璧なパフォーマンスなんだろうし、そうやって新しいことをやり続けてカッコ良くあろうとしてくれるキスマイ本当に信頼できる。後ろの映像の歯車とコンベアの動きリンクしてることに気付いてまた感動した。でも遠目で見てたら普通に凄いな〜で終わってたかもしれないと思うと、この曲の評価は席が近かったからこその迫力に影響されてるかも。

 

  • FREEZE

語彙力のなさを恨むくらいよかった……。前述の曲とは違って、こっちはむしろ曲聴いた段階でどハマりしたから、あとはどれだけ視覚が追いついてくるかってところだったけど、追いつくどころか追い抜かれました。

元々曲が凄いっていうのが大きいけど、「アツイ」のに「冷たい」鋭さっていう矛盾したような2つの要素が、音だけでなくパフォーマンスを通して表現されてて、何よりそれを体感できた。唯一無二の体験をさせてくれた曲。

体感っていうのは完全に物理の話。サビまで興奮で体温が上がってたけど、サビにきた瞬間急に冷気を身体の周りに感じた。本当にびっくりして「会場の空調下げた!?!」って周り見回したけど別に誰もリアクションしてなかったから私の感受性が豊かだったのか?(?)

本当に空調下がってても私の勘違いでも、どっちにせよ曲で(熱気ならまだしも)「冷気」を感じる機会なんてそうそうないと思うと、凄い体験だったことは間違いない。これだけのためにお金払って生で観れてよかったと思った。

「♪ICE ICE……」からの振付が音にハマっててクセになった。早くDVDでじっくり観たいな。

余談:『赤い果実』のTVパフォーマンスとかPVをちゃんと見てないからだと思うんですけど、最初の鎖に繋がれるっぽい振付で「赤い果実きたわw」って勘違いしてしまって恥ずかしかったです。

追記(2019/5):DVDリリース後に観たら「♪ICE ICE……」のところ、真上から撮ってたのが微妙だなと思いました(笑)よっこいしょ感出ちゃってる。

 

  • 蜃気楼

曲も天才だけどパフォーマンスも天才だったな……。ああいう曲の北山さんの表現力ハンパないってことを身を以て感じた。北山さんの椅子殴る振付にドラマを感じた。二階堂くん真ん中だったよね?!あんまり観られなかったから早くDVD出して……観たい……。

 

  • Flamingo

ステージのフラミンゴを慌てて用意してるスタッフさんが丸見えで笑ってしまった。肝心の本人たちはAブロックからは満足に観られなかった……。

 

  • HOT!×2

あ〜〜〜〜履修してなかった〜〜〜!反省

 

  • Thank youじゃん!

どっかでたいぴ振付間違ってて可愛かったな……

 

そう、バブルガムバルーン、キスマイの「会場のみんなにコンサートに参加する一員になってほしい!」的な気持ちは感じるんだけど、アリーナAブロ、バルーン気になりすぎてキスマイにあんまり集中できなかったな……。

 

  • MC

この黒いセクシー衣装でMCやるんだ!?wwwみたいな。見た目かっこいいのに話してる内容がいつものアホキスマイで愛おしさしかなかった。にぃにいじり倒してくれてありがとうたいぴ姉ちゃん……。

でもこの黒い衣装、この年齢になってこんな露出度高い新衣装を出してくるとは思わなくて、「あ、キスマイはまだまだ現役アイドルとしてのパフォーマンスをしてくれるんだ!」って感動した。キスマイ、やっぱりアラサーになってもセクシーかっこいい衣装でセクシーかっこいい曲をガシガシ踊って攻め続けて欲しい〜!

 

  • 友+情をくっつけて

プラベ画像って嘘つき〜〜〜!普通に会報で見た写真あったぞ〜!!!でも歌ってる途中チラチラモニタ見るメンバーが可愛くてよかったから許す!と言いつつ、あんまり見た記憶ない写真もあって、それが本当にプラベで撮ったものならプラベで盛れるレベルが一般人と違いすぎてホンマやべぇなって普通にしみじみ顔のよさに感動した。し、「みっくんはお腹冷えるからってツアータオルお腹にいれたままこんな感動的な曲歌うのダメでしょ(笑)(意:好き)」って思った。

 

  • LockLock

キスマイのトラジャ評の中で面白かったの、「デビューした頃の二階堂に似てる」「二階堂が7人いるみたい」あたり。

久々に見たげんげんが大人っぽくなってたのに、挑戦的にボケててビックリした(笑)

否定される「にぃに」呼びに対して千賀さんは「ねぇね」って呼ばれたら「ねぇねが振付しました!」って肯定的に秒で受け止めて発信してたのがめっちゃ面白かったし、本当に振付はねぇねみを随所に感じた。ねぇねの振付大好き!

 

  • Mr.Star Light

これ全オタク言ってるんじゃないかな?と思うけど2番やってマジで。

せっかくすごくいい曲もらったのに、曲の良さを発揮しきれてなかった気がする。お遊びそのものは良いんだよ!知ってる、キスマイお遊びコーナー好きだよね!玉森くんが痛みに喘いでる声面白かったよ!二階堂くんとたいぴのコンビがうまくいってなかったのもかわよかったよ!下になる人の衣装の背中めっちゃ汚れてたね!

曲が好きだからこそ、セトリで2番の歌詞に出る曲やってこの『Mr.Star Light』をセトリの終盤に持ってきたら面白いな、みたいな突飛な夢を持ってしまってた私としては、消化不良感があった。

追記(2019/5):名古屋ではお遊びコーナーしてたけどDVD収録とExtraの方では無くなってたのを観ました。シンプルでこっちのが好み。

 

  • We areキスマイ!

うーん、思ってたのの半分くらいしか盛り上がらなかった……。曲死ぬほど好きなんだが……。

早口の曲だからかな?聴き込まれて歌い慣れてきたら育つ曲なのかな!ていうか育てたい!またコールやりたい!みんなで!!育てよ!!!

追記(2019/5):Extraの円盤の方では育ってたね、観ててめっちゃ楽しい〜!またコンサートで生で盛り上がりたい。

 

  • Zero

この頃にはそろそろ噂のガチでマジでベトベトな藤北(ネタバレ踏んでた)がくるのではないかってことで頭がいっぱいでちょっとあんまり覚えてない……(ごめん)

 

  • Toxxxic

チョメ輔おかえり!!!

作詞は藤ヶ谷くんじゃないからか曲調は今までと一味違ったけど、パフォーマンスは藤ヶ谷くんが健在だった……。(※藤ヶ谷くんはずっと健在です)

藤ヶ谷くんのセクシーパフォーマンス、見慣れた気でいたけど至近距離で見たことなかったから、今回の近さで度肝を抜かれたし、シャツはだける時本当にドギマギした。中学生で藤ヶ谷くんの『SADISTIC LOVE』を観た時より私自身が大人になったからこそ、エロスが単なるフィクションではなくド直球の本物として受け取ってしまうようになったのもあるかもしれない。それくらいエロかった。

Jr.を絡ませて過激なパフォーマンスをするのはロスマイの血を引いているのかな、と思ったり。

あとは「実験台」「毒物」ってドキドキするコンセプトだということを新たに学んだ。背徳的なエロス。いや倫理に背くどころか法を犯してる気すらした。

5万5千人に衝撃を与えたうみんちゅのパフォーマンス、うみんちゅ担の人に感想を聞きたい。

 

  • Touch

たいぴ終わってからそのまま玉森くんのソロにバトンを渡すと思ったのでビックリした!

でも、藤ヶ谷くんが大暴れ(オブラート)した後に出てきて「これ着なよ」的な感じでジャケット渡す玉森くんにちょっとジワってしまった。

見た目と声のショタみと歌詞&ダンスのギャップが私の中のアカン部分を刺激する少クラのはいびバージョンにどハマりしてたんですけど、本家は大人でしっくりきて安心するエロスだった(?)

 

  • Clap-A-Holics

玉森裕太×EDMの組み合わせやばくない???予想外の親和性の高さじゃん?明太子とパスタの出会いみたいな感じ、組み合わせ自体は意外性高いけどもはや合いすぎて安心の定番みたいな……わかる……(わからん)

正直カッコ良すぎて記憶飛んだ。正面でもっと見たかった。早急にDVD出して。

 

ココで来たか〜〜〜ッ!ニクイ、ニクイよ北山宏光〜〜〜!!!オタクが1年間ずっと、北山兄さんが降らせる『優しい雨』に打たれたがってたこと分かってたのね……て胸キュンした。あと個人的にツボポイントは、ベルトコンベア動いてる時の歩き方と、止まってから平面のステージに降りるまでの歩き方が統一されてたところ。妙に感心した。

 

  • カ・ク・シ・ゴ・ト

北山宏光の女になった。

正直私の中の『Yummy!』MVPは北山宏光に持っていかれた。この後に藤北の爆弾控えてたんですけど、藤北ネタバレ踏んじゃったからかな、衝撃度という点では完全に北山ソロに持っていかれました。

 

バーカウンターの演出まではね、まだ正気を保ってたよ、「おっ、オシャレやん!」みたいなね。モニタ見て、設置されてるカメラが「カウンターで北山宏光の隣に座ってる」錯覚に陥らせてくれるアングルってことに気付いてからちょっともう北山宏光の女になりかけてたよね。いやあの北山さんの笑顔、本当にかっこ良かった。今から抱かれるんだな///ってもう既にこの会場は私と北山宏光の世界だったよね。

サビで踊り始めて、あ、アイドルのパフォーマンスやったわ、いっけね!て一回正気に戻りかけたけど、最後の最後に例のアレですよ

 

「嘘だよ」

 

嘘なの!?!?!?!

あんなに今まで愛を囁いておいて!?!新しい恋始まっちゃうかなとか思ってたのに!?嘘なの!?!?!?!

曲聴いてた時点では「「…だよ」のところ、無難に「好きだよ」とかかな〜ウヘヘ」って呑気な想像してたからもうそれは衝撃的な裏切りだった。

で、あの北山宏光の笑顔。あれはひどかった!エイプリルフールに愛を試す女みたいな、そういうツンデレの「嘘だよ」とかじゃないあれは。あの笑顔に情は1mmもなかった。しかも声に出さず字幕だったのが罪深い。

完全に抱き捨てられた気分になった。と同時に北山宏光に抱き捨てられてぇ〜〜〜!!っていう矛盾する感情が湧いてきてもうこれは完全に北山宏光の女ですわハーーー……

追記(2019/5)この「……だよ」演出、レポやのちに出た円盤を見る限り、公演によって結構差があると思うんだけど、そういうところがニクいよね北山宏光!!!個人的には円盤よりも生で見た表情の方が印象的で好きです。

 

  • REAL ME

て、北山宏光のヤバさに放心してたら更に放心案件(?)が始まるっていうね。

いや本当に何を見せられたんだ我々は。

さっきまでバーカウンターで自分を口説いてた男が、さっきまで実験台で腰振ってた男と濃厚に絡み出すんだよ。ここで我々がただのモブであったことを思い出した。

藤北の前では叫び声をあげるただのモブでしかないんだ私は……って思いながら思いきり叫んだ。モニタでも破壊力すごかったから正面で見たら倒れてただろうな。センステが遠かったのが惜しい……。

いや本当なに!?!?ヤバすぎて全然意味わからんかったけど藤北様ありがとうございます!!

 

  • ぶっさっさー

実 家 の よ う な 安 心 感

ここで自担(だった人)の存在を思い出した。最初に抜かれたけんぴの「俺もキャーキャー言われてぇな〜」みたいなボヤきの時「私もあなたにキャーキャー言いたいよ!!!でも多分今から始まるのはそっち系じゃないやつだね!スーツだもんね」って心の中でマジレスした。

ぶっさっさー、コールがあるからやっぱり楽しいよね。でもキャーキャー言われる曲枠として他の曲もやってもいいんじゃないかな、って思ったり。私は『春夏秋冬、漢歌』は曲もパフォーマンスもかっこよいと思うから推してます。

 

  • 赤い果実

いやトラジャの衣装かっこよ!!!トラジャの使い方うま!!!世界観すごかった。

 

  • Let it BURN!!

曲好き!

追記(2019/5):円盤で見たら振付、メンバーによって違っててめちゃくちゃオシャレで最高でした。スルメ曲。ちょっと他のインパクトが強すぎてコンサート直後はあまり覚えてなかったですね(笑)

 

  • Kiss魂

安心感ある。北山さん「タマシイ」のところのレパートリー無限に持ってんか???今年も最高でした。

 

  • Tonight

火祭りじゃーーーーー!!!!

昨年のツアーの『Tonight』もよかったけど、やっぱりアリーナよりドームで特効バンバン焚いてやる方が映える〜!『Tonight』と『ETERNAL MIND』は火柱を立てて欲しいし、花火を打ち上げて欲しいし、なんならもう建物を損壊するくらいの勢いが欲しい。

やっぱり特効使えて迫力があるからドームライブ好きだな(しみじみ)

 

  • 今はまだ遠く、果てしない夢も

勉強不足だったけどいい曲だった〜!

歌詞と頭の歌い出しからしっとりした曲なのかなって思ったけど、内に秘める熱さをみんな前面に出して歌っててアツかった。宮田くんのこういう曲の感情のこめ方すき。

 

  • HOME

序盤の挨拶、スラスラ喋れてなくて、文のはじめと終わりが繋がってなかったりして。生の言葉なんだなって実感できた。

ファンへの感謝とかこれからも応援よろしく、とかそういう部分よりも私は、「キスマイがキスマイを大好きなこと」を感じられる言葉にグッときました。7人でずっとアイドルしててほしいな。

自分のパートじゃないところもじっくり噛みしめるように口を動かしてた宮田くんを見て泣きそうになった。これ、席が近かったからこそ観れた姿なので本当に良かった。

 

  • Everybody Go

たいぴの「さん、にー、いち、ごー!」めちゃツボった

 

  • セルフィー

アンコールで持ってくると思わなかった。「誰も見たことのないビーチ」のところ横尾さん入り損ねかけてて、最初の方めっちゃ早口になってたのめっちゃ面白かった、しっかりして(笑) 思い出してまだ笑える。

 

  • SHE! HER! HER!

キスマイについてはあんまり覚えてないけど、うみんちゅのお尻が可愛かった。(目の前うみんちゅだったから)うみんちゅ、本当にキモい感想でごめんね……。

 

そういえば兄組が降りるとき、横尾さんが北山さんのためにバーあげてて北山さんが「ありがとうございます!」って言うほっこりタイムあったけど、その反対側で弟組は最後にけんぴが降りる前に玉森くんがバー下ろしてけんぴが「オイ!」ってやっててウケたな……弟組すき。

 

 

というわけで一通り振り返りました。

私は相変わらずの二階堂くん贔屓だけど。でも二階堂くんが足りない!とかはならなくて。3人のコーナー、映像から舞祭組が登場するまでずっと引き込まれたし、こんなカッコいい人たちがいるグループを近くで見られる私幸せだな、って凄く夢を見せてもらいました。DVD観たら多分3人のところめちゃくちゃリピる。まぁ確かに舞祭組にももっとパフォーマンスして欲しい気持ちはあったけど、7人で完成させたのがこのコンサートであって、それがとっても楽しくて素敵だったから私は大満足、お腹いっぱい!

嘘!腹9分目くらい(笑)でもそれでいい!これからのキスマイも、さらに楽しませてくれるんだろうな!って期待を更に広げてくれるコンサートでした!おわり!

 

 

 

 

二階堂くんから卒業しつつある話

※2017年8月に書き殴って公開するのを忘れてた記事

 

「担当」というアイデンティティ

好きなメンバーを公言することは、より「そのメンバーを好きだ」という意識を育てるような気がする。人間は色々なところから持ってきたシンボルを身につけて自分の個性を作り上げるらしい、と社会学の授業の中で聞いた。これに似たような議論は結構ある。

私は、二階堂担であることをネットでもリアルでも公言して、二階堂担・キス担としてのコミュニティに属して、二階堂担であることがアイデンティティの一部になった。

だから、担降りした時は死ぬほど辛かった。なぜならそれはアイデンティティのひとつを自分から手放したということだから。担降り記事でも触れたけど降りてから数ヶ月本当に辛かった。多分つらさの原因の半分くらいはアイデンティティの喪失からきてたんだろうなと今になってしみじみ思う。

 

hcw12.hatenablog.com

 

しかし担降りした後も、なんだかんだ二階堂くんは私の1番好きなアイドルであり続け、なんだかんだ周りも私を「二階堂くんが大好きな人」として扱ってくれた。おかげで「二階堂くんを好きなこと」はずっと潜在的に自分のアイデンティティのひとつだった。「二階堂担」としてのアイデンティティは葬られたけど「二階堂くんに詳しくて二階堂くんのことをよく見てて二階堂くんのことを大好きな自分」は捨てられていなかったわけだ。

 

第2のアイデンティティ喪失

しかし、ついこの前そんなささやかな「二階堂くんが大好きな私」というアイデンティティさえも失うような経験をした。

好きで好きで何回も観た『Flamingo』の二階堂くんのマルチアングル映像。ここ数ヶ月忙しくて殆ど観られていなかったが、久々にゆっくりできる時間があったので二階堂くんのダンスの美しさを崇めようとした。ラストのソロダンス、何度も観たはずなのに突然全身に衝撃が走った。

それは、今までの私の烏滸がましさに気付いたことで受けた衝撃。

ー二階堂くんは遠い人だ。勝手に二階堂くんを自分のアイデンティティに取り込んでいるのは、なんて図々しいことなんだろう、と。

 

『Flamingo』で二階堂くんの美しいダンスを観て、二階堂くんが遠い人だってことを、今更強く感じた。

私は二階堂くんのことを何万回も見てて二階堂くんやキスマイの存在そのものが日常の一部でアイデンティティに取り込んでしまうくらいだけど、向こうからしたら私は一度も会ったことのない(コンサートで視覚的には認知されたはずとは言えるけど)全く知らない人間だってこと。そのことに本当に今更、気づいてしまった。実際は私の世界と二階堂くんの世界は交わってない。

コンサートには数回足を運んでいたのに、生で観たくらいじゃそのことに気づかなかった。何度生で観ても、DVDを観ているときとあまり変わらない感覚。いつも同じ空気吸ってるよ!って自分に言いきかせてもイマイチ実感が湧かない。薄い壁を一枚隔ててる感覚。

だから、こんな当たり前のこと、頭では理解してたはずだけれど、二階堂くんを好きになって7年目にしてようやく真に実感に迫った。

 

なんでそのきっかけが『Flamingo』だったのか。それは多分、二階堂くんただ1人が5万5千人に注目されてる貴重な瞬間だったから。

二階堂くんだけが長い時間、その場にいるキスマイファン全員の視線を独り占めしてる瞬間は意外とそんなにない。二階堂くんがメインで歌ったり喋ったりしてても、ステージには他のメンバーやJr.がいることが多い。そんな滅多にない貴重な瞬間だからこそ、「5万5千人の注目を浴びる存在」としてのアイドル二階堂くんに感動して、部屋でBlu-rayを1人観る私とのスケールの違いをまざまざと感じた。

 

アイドルと、オタクの日常世

 

コンサートに参戦してもなかなか実感が湧かないと言ったけど、生で会って「住む世界(比喩)違う人と生きてる世界(物理)が繋がってること」に気づく瞬間を実感したこともある。それは『Thank youじゃん!』リリース時のハイタッチ会のとき。

なんでコンサートと違って実感を得られたのか?それは多分、お互いを視認して手を合わせるというコミュニケーションがあったから。少なくとも私の場合は、コミュニケーションがあって初めて次元が繋がった実感が生まれる。ハイタッチ会の時は藤ヶ谷くんがしっかり私の目を見てくれたから(横尾さんはあまり目が合わなかったけど)、「藤ヶ谷くんに視認された、同じ世界に生きてたんだ!」とハチャメチャに興奮した。その衝撃はとても大きくて、藤ヶ谷くんにはその一回で自分の日常世界にいない人ってハッキリ感じて、その上で好きでいた。
でも二階堂くんとはコミュニケーションを取ったことがないうえ、自担だからやっぱり日常と非日常の境界が曖昧なくらい身近に感じてて、住む世界の違いに気づくのが遅れていた。

でも『Flamingo』で5万5千人の視線を独り占めする二階堂くんがあまりにもかっこよくて、それで「あ、二階堂くんのことめちゃくちゃ知ってるし私の中で当たり前に近い存在だけど、こんなにカッコいい人、本当の意味で日常にいない。なんか二階堂くんのこと今まで偉そうに語ったりして、申し訳なかったな」という思いが急に溢れてきた。

そして今、少しずつ二階堂くんを知っていることに対する傲慢さを捨てつつある。

 

オタクとして生きる私の日常世界にあるアイドルとしてのキスマイと、現実に人間として生きているキスマイを切り離して考えて、「私の中ではキスマイはステージ上のアイドルであり別世界の人だ」と思いながら純粋に崇拝することはいっそ気持ちいい。

認知されたいとか繋がりたいとは思わないし、アイドルの彼らをアイドルのまま観ることが好きだから、このスタンスのままでいい。いいんだけど、二階堂くんのことが好きというシンボルを、私という人間を表現するときに私の個性の中で占める割合を更に減らしていきたいと思った。おこがましいから。これが実現されたら本当の偶像崇拝めいたものになるような気がするけれど(笑)

 

 

…………いや書いてみたけど別に卒業してなくない?むしろ崇拝レベル上がってない?
拗らせおたくロードに先は見えない。

キスマイファンがジャニーズWESTのコンサートに行った話

 

今更だけど「なうぇすと」に参戦した話していい???参戦したの2月だからマジで今更。しかしせっかくなので感想をつらつら述べたい。


ちなみになぜ行くことになったかというと、友達の藤ヶ谷担が気づいたら神ちゃんに堕ちてたから。気づいたら音源・映像めちゃくちゃ集めててFC入ってた。笑う。一方の私は、彼らが関西Jr.の頃ならそこそこ気にかけてたから当時の楽曲は大体知ってるよ~というレベル。しかしデビュー後はちょうど少クラも観なくなってきた時期で、正直ジャニーズWESTというグループに対してはいまいち思い入れも知識もなかった。ぶっちゃけ『ええじゃないか』と『Criminal』と『ズンドコパラダイス』くらいしかちゃんと知ってる曲なかった。「なんやねん、『ジパングおおきに大作戦』て(笑)」「ホルモンみたいなタイトルの曲、副題やばない?狂気(笑)」みたいな。(すいません)


そんなクソにわかを彼女はツアーに誘ってくれた。本当に優しい。女神。そして知識のない私にジャニストの英才教育を仕込んでくれた。セトリの楽曲を貸してくれ、ラキセとパリピポのDVD、過去の少クラを見せてくれ、振り付け講座まで開講してくれた。一週間前から『アカンLOVE〜純情愛やで〜』の猛特訓に耐え、迎えた公演当日。
結論から言うと大満足でしたが、その辺をすべてダラダラ書くのはしんどいのでここからはランキング形式で感想を述べていきます。(唐突)


第3位「楽しい」
いきなりクソみたいな感想。でも語彙ないから許してほしい。とりあえず「楽しい」と感じたポイントを3つ挙げていきます。

まず楽しいポイントその1はセトリ。ほかのコンサートはよく分からないため比較はできないが、曲数多くない?!という体感。アンコールは1回だけで時間としてはそう特別に長くはなかったと思うけど、とにかく内容がギュッッとつまってる感じで満足感がすごかった!ハイテンションな楽曲が多いのもそう感じる一因かもしれない。ジャニスト初心者としては既存の楽曲をテンポよくやってくれるのは退屈しなくて楽しかった。あと、曲のふり幅がでかい!ガシガシかっこよく踊った後に、あの雰囲気で被り物をするのはズルイ。

楽しいポイント2がまさしくそこのところ。とにかく「面白い」!面白いことをやってちゃんと面白いことに感動した!キスマイも面白いことをたくさんしてくれるが、それが面白いかどうかは(察せ)。 その辺も含めてキスマイはキスマイとして好きだけど、やはり面白いに越したことはない。関西はすごい!

楽しいポイントその3は振付とC&Rの多さ。これも数的に把握した訳ではないが体感としてはめちゃめちゃ多い。しかも振付が割とガッツリ。ぶっちゃけ疲れた……けど、それが満足感につながったんだと思う。余談だけど、神ちゃん推しの彼女に振付教えてもらっている際、『アカンLOVE』と『エエやんけェ!!』で苦労していたら「『ホルモン』はキス担なら一発だから大丈夫」と言われた。確かに一発で完璧に踊れた。(宮田くんによるヲタ芸で鍛えられたキス担の顔)


第2位「関ジュの『Hair』で絶叫」

Twitterでセトリネタバレ見た。やるって元々分かってた。本家のオタクとしてちょっと厳しい目で見ちゃうかな(笑)とか言ってた。実際(元)二階堂担として『Hair』は殿堂入りの一曲である。人生で1番再生してる曲かもしれない。そんな『Hair』過激派として、他のジャニがやるのを他のジャニのファンの前で観るのを喜べるかどうか……という気持ちで会場に行った。結論から言うと、引くほど沸いた。イントロで思わず絶叫。周りの関西ファンに若干ビックリされたくらい沸いた。その瞬間、自分は反射的に『Hair』に沸いてしまうオタクだということが判明した。私にとっては、誰が歌うかに関わらず『Hair』という楽曲は最高で最強。パフォーマンスの中で、ほぼ裸にまではだけるのはイメージと違ってちょっと笑ってしまったけど、それも含めて勢いがあってよかった!好きな楽曲を違う角度から楽しむ機会を作っていただき感謝しております。私は朝田くんと今江が好きです。


第1位「藤井流星の顔面」

ねぇ!!!!!!藤井流星の顔面やばくない!?!?!?!?

何を今更と思われるだろう感想ですみません。彼がイケメンだということは全人類知ってる事実。勿論私も分かってた。「流星イケメンだよね」という会話は人生で既に何度か経験してる。しかしここで告白すると、私は藤井流星の顔面がタイプではない。あ、やめて撃たないで。

整ってるのは見たら分かるやつ!ただそんなに好きな顔ではない。私はツインでいうと小瀧の顔の方が好きだ。多分顔の形が面長より丸、卵系の人が好きなんだと思う。ちなみに小瀧の顔はマジで好き。だから正直みんながもてはやすほど藤井流星の顔面に興味がなかった。

てなわけで藤井流星の顔面を完全に甘く見ていた。それが大きな間違いだった。

ありがたいことに彼女が当ててくれた席はスタンドの真ん中よりやや下辺りで外周のリフターのほぼ目の前、という欲の無いオタクとしては十分な良席だった。コンサート序盤、最初にきてくれたメンバーが流星。リフターが上ってくるにつれ藤井流星の顔面が近付いてくる。そこで藤井流星の顔面の恐ろしさに気付いてしまった。

は?顔面むっちゃ綺麗無理。

腰が抜けてペンラを振る手が動かなくなった。無理だった。無理なんだもん。

だってなんかめっちゃ黒目キラキラだし!?セクシーな口角してるし!?汗こんな綺麗な人いる!?

お顔が綺麗すぎる。かつスタイルが良すぎる。何よりオーラがありすぎる。本当に藤井流星のオーラやばくないすか???なんでみんな教えてくれなかったの?(みんな言ってたよ)

美麗な迫力とも少し違って、"帝王"的なオーラとも違って。ただそこにあるのはその辺のパリピとは格の違う"イケメンアイドル"の圧倒的オーラ。

髪色とかめちゃくちゃウェイ系に見えるのに全部アイドル。曲に合わせてファンを盛り上げる表情と動きがまさしくアイドル。そこに完璧な顔面とスタイル……これが藤井流星…………恐ろしい男………。

そのあとの公演中、藤井流星をめちゃくちゃ見てしまった。実のところ別のメンバーのうちわを持ってたけど、目がどうしても藤井流星を追ってしまう。『I got the FLOW』も正直やばすぎてチビるかと思ったしちょっとチビった(誇張表現やめな〜)

 

……というわけで、私の初めてのジャニーズWESTコンは完全に藤井流星に敗北して幕を閉じた。友人に感想を問われれば一言目に「藤井流星がやばい」を繰り返し、そしてしばらく『Terrible』と『I got the FLOW』と『PARTY MANIACS』を狂ったように聴きまくる日々が続いた。藤井流星の挑発的な台詞パート、色んな曲にあるけどどれもやばくないすか?今でも週に一度はイヤフォン越しに藤井流星に煽られたくなる。で、「クゥ〜〜〜ッッッ」とかひとりで唸ってしまう。 街中で平静な顔で藤井流星の「OH VERY GOOOOOOOD………」を聴いてるオタクまじで尊敬する。

ていうか藤井流星担すごい。藤井流星にファンサをくれとアピールする力があることがすごい。私はまず生藤井流星の美貌を顔面に浴びても腰を抜かさず立ち続けられるようになるところから始めないといけないよ。

とはいえ私は結局藤井流星担になった訳でもなく、神格化して崇めるという域までいった訳でもなく、ただ「すごい」「眩しい」という畏怖にも似た感情を持って見守っているだけに落ち着いた。けど、今回のコンサートであの席に入らなければ恐らく藤井流星の魅力に気付かないまま一生を終えるところだった。この世に生を受けて藤井流星をスルーするなんてことでは勿体無い。連れて行ってくれた彼女には本当に感謝しかないです。ありがとう。

実のところこのクソ語彙記事、藤井流星のやばさを語りたいがために書いたようなもの。それくらい生藤井流星とのエンカウントは強烈な体験でした。勿論他のメンバーも見目麗しく非常に心が潤った。にわかの月並みの感想として、とてもよいグループのとてもよいコンサートでした。

ちなみに今でも1番好きな顔は小瀧です。

二階堂くんを好きになった話

不穏なタイトルの記事しかないのも如何なものかと思って、幸せな思い出も書き留めておこうと思います。いつの間にか二階堂担になっていた、曖昧なあの頃の気持ちの記憶の振り返り。

 

二階堂くんを好きになったのとキスマイを好きになったのでは、後者が先。

そもそもキスマイの存在を知ったのは2009年のこと。

2008年『真夜中のシャドーボーイ』のTVパフォーマンスを観て突如Hey! Say! JUMPに堕ち、私は小学生にしてジャニーズ沼の入口に立ちました。

デビュー組を好きになれば彼らの過去を知りたくなる。彼らのJr.時代の情報を集める。まだ活動を続けているJr.の情報も自然に集まる。バックについている現役のJr.もどんどん覚える。……このような流れで事務所の策略にまんまと乗ったオタクは多いと思うけど、私もその1人。すでに現メンバーで成立しておりオリジナル曲も持っていたおかげで、キスマイを覚えるのはとても早かった。第一印象は「ユニット名読めねぇ……!!

とはいえ知ったからといって熱を上げる事はしばらくなく、少クラとドル誌でちらと観る程度。爽やかで若々しいJUMPや優美愛を追いかけていた小学生の私にとって、ギラギラした彼らは少し怖かった。

しかし、ある冬の日に突然転機が訪れる。知り合いからキスマイ3rdの同行のお誘いが来たのだ。人生初のコンサートと生ジャニーズに大興奮し、参戦を即決。

ちなみに当時のメンバーの印象は

  • 北山くん…顔が1番タイプ!可愛い最年長
  • 千賀くん…顔が濃い。語りラップするダンスがうまいひと。ノリが陽気
  • 宮田くん…アニメオタク。鼻でかいじられキャラ
  • 横尾くん…なんか1番好き♡
  • 藤ヶ谷くん…髪の毛どうなってんの
  • 玉森くん…ごくせんの人。金髪こわい
  • 二階堂くん…特に無し。強いて言うなら怖い。名前がゴツい。

だったから、コンサート中は横尾くんばかり目で追っていた覚えがある。二階堂くんに関してはMCでマカオバンジーの話をしてた記憶しかない。二階堂担になるとはまさか思いもしなかったよ……。

しかも、コンサート後は『SADISTIC LOVE』のパフォーマンスの衝撃を引きずったのと『美咲ナンバーワン!!』の放送もあって、なんだかんだ藤ヶ谷くんに1番ハマった。しかし千賀くんもいいな~横尾くんもいいな~とかなりフラフラしていた。特に担当を名乗ってはなかった。というかキスマイという存在全体に衝撃を受けていてそれどころではなかった。

彼らからは、オトナの魅力と背徳の匂いがした。当時学級委員とかやっちゃうタイプの生真面目優等生だった私にとっては、とてもじゃないけど足を踏み入れてはいけない領域に感じられた。彼ら自身がギラギラなのは勿論のこと、ファンもキラッキラのお姉様が多くビビっていた。けれども踏み入れてしまった。ズブズブと。そんな背徳的なグループを好きになってしまう自分に新しい面を発見したような感じがした。彼らの存在自体はもちろん、彼らを好きでいること自体が刺激的で、更にズブズブと浸かった。

このようにキスマイという存在自体に中毒性を感じているうちに、気付いたら二階堂担だった。マジで。我ながらビックリ。最初いちばん印象薄かったのに!

正確な時期は思い出せないし、多分明確なキッカケはない。 ただ、デビュー日にキスショで二階堂盤だけちゃっかり手に入れていることから考えると、予約段階の7月頃には既に二階堂くんを推している自覚があったんだと思う。少クラの過去映像やJUMP目当てで購入し所有していたドル誌、写真集、滝CHANNELなどを見ているうちに、息をするように自然に二階堂くんを好きになってた。自然に。

そんな曖昧な入口だったけれど、しなやかなダンスと歌声に惚れた部分は大きいことは自覚してる。インタビュー記事を読んでいるだけでは「ヤンチャな悪ガキ」ポジションであることくらいしか分からなかったけど、パフォーマンス映像をしっかり観るようになってめちゃくちゃデキるタイプのひとでは……!?と気付いてしまったので。当時は無自覚だったけど、今振り返ると心の片隅でそっと応援しているJr.にはダンスや曲中の自分の魅せ方が上手い子が多いから、多分二階堂くんに関してもこの点は私の中にかなり刺さったんだと思う。

そして、ワルぶってるのに素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるとこ、格好つけてるのに見せる笑顔が可愛いとこ、大人びようとしているのにヤンチャで寂しがり屋で時にこどもっぽいとこ、どことなく不安定に見えるのに舞台度胸はしっかりあるとこ……!多くの人間はいくつもの側面があって所謂"ギャップ"というものを持っているけど、二階堂くんに関してはそれがわかりやすく私のツボだった。アイドルらしからぬ要素を沢山持ち合わせつつ、幼い頃から染み付いたアイドルという職業を全うする(?)その姿に今でも新鮮なときめきを覚える。

あとやっぱりキスマイを好きになることに刺激を感じていたのと同じように、二階堂くんを好きになることに刺激を感じたのだと思う。リアルタイムでは観てないけど、気だるげにしていた時代(本人曰く闇の時代)も何となく知ってたから、「あ〜これ絶対学校行事とかで真面目にやるのダセェみたいなタイプだわ~私が嫌いなタイプだわ~」と思ってた。思ってたからこそ、現実では絶対好きにならないような人をアイドルとして好きでいられることに新鮮な気持ちを抱いて楽しかった?

 

そんなこんなで私は、「デビュー前の二階堂くんの方が好きだった~とか言うのも歴浅くておこがましい……でもデビュー後の元気爆発キャラのにかちゃんに惚れたとも言えないような……うーん」と思わず悩むような微妙なタイミングで二階堂担として爆誕した。

多分これからも(ジャニに限らず)続いていくであろうオタク人生の中でも最も重要なターニングポイントのひとつと言えるのが二階堂担になったことだけど、こんなふわっとした感じ。ふわっ?というより、じわじわ侵食されたというべきか。だからこそタチが悪い、しつこいくらいに好きという気持ちが消えないのかもしれないですね……。私の人生においてこの先二階堂くん以上に好きになれるアイドルが生まれるのかと思うほど。我ながら気持ち悪いオタク。

自覚があるから許して!!!

 

二階堂くんを嫌いになった話

担降りしました。

ブームはとうに過ぎたかもしれないけれど、担降りブログというものを書きたくなった。ので書く。降りたのは昨年の春だから気持ちの整理はついてるけど、逆に言えば整理するのに1年以上かかったということでもあるので、まさに拗らせきったオタクとしか言いようがない!

拗らせている時点で察されるかもしれないけど、決して新しいタレを好きになったからとかいい思い出が十分できたからとかプラスな動機で降りた訳ではない。ぶっちゃけdisしかない(笑) 他のオタクから死ぬほど反感を買いそうだけど、特に名前を伏せる気はない。いぇ~い二階堂くんエゴサしてる~?ピースピ-スv(^_^v)くらいの気持ち。

ちなみに私は今でも一番好きな芸能人を挙げよと言われれば間違いなく二階堂くんと答える。今夏のツアー(Kis-My-Ft2 2016TOUR「I SCREAM」)も行った。超楽しかった!記事のタイトルは過激だけど、アンチではない。これは二階堂くんがなりたかったというヒールキャラになりきったつもり。そう、アンチではない、拗らせきったオタクである。

担降りを決めた日

降りたキッカケは実は色々あるけど、簡潔に言うと「UTAGE!」のカップル対決?の企画。不快過ぎてHDDからも記憶からも抹消したから企画のちゃんとした名前は覚えていないし、思い出す必要も無いかなと。

当時の番組の視聴者にとっては周知のことだと思うけど、二階堂くんは指原さんと以前から番組内で冷やかされていた。あの様子は、中高生が仲の良いまたは極端に悪い男女2人を冷やかすアレと全く同じ。「誰が得するんだ」「一般視聴者も番組のしょうもない内輪ノリを観て本当に面白いの?」「アイドルである二階堂くんのファンや指原さんのファンに良い印象を与えているわけでもないだろうに……このネタ要る???(⌒∇⌒)」と常々思っていた。けど、その頃はぎりぎり観ていられる精神状態だった。

そして、前述の企画で事案が発生した。二階堂くんが曲中、指原さんの肩を男らしい強引さと優しさで抱き寄せた。一気に近づく2人の距離、密着する身体---。

盛り上がるスタジオ(嘘、記憶にない)、炎上するネット、激昂するわたし。

私の住む地域では放送が遅れてたから、Twitterでうすらぼんやりと何が起こったかということ・オタクが荒れてるということだけは把握してた。でも、ぶっちゃけその情報だけで発狂してた。から、ある意味覚悟を決めた上で実際の映像を観たけど、それでも発狂した。

「バーカバーカ二階堂のバーカ」「むりだにかいどくんかわいくてかっこよい」「。゚(゚ ´▽`゚ )゚。←二階堂の使う顔文字が出てきただけでイラッとした」「でもやっぱ好きだわ」「声聴きたくない」……という感じで、番組視聴後のツイートは数時間おきにデレとdisの繰り返し(鍵垢だからログ貼れないけどマジ)。情緒不安定のきわみ。気持ちが落ち着いた今でもログを見返すと笑えるくらい情緒不安定!

しかもそんな状態が2か月は継続した。今ではその時の精神状態が思い出せないくらい、苦しんだ記憶だけある。

アルバム『KIS-MY-WORLD』は一応購入したけど、今まで毎回集めていた二階堂盤は購入しなかったし、念願だったにかせんのユニット曲もろくに聞かなかった。ツアーは申込まなかったし、レポも一切漁らなかった。端的に言ってめちゃくちゃに冷めていた。

一方で、キスマイと二階堂くんの全てを断ち切る勇気もなかった。出演するテレビ番組を一切視聴しなくなったくせに、録画をやめる勇気はなかった。映像にも写真にも沸けないくせに、グッズやCD/DVDを売ったり譲ったりする勇気もなかった。ラジオも聴かなくなった。(けど藤北回は聴いた。藤北は最高だぜ)

夏にアイドル育成ゲームにハマって気を紛らわせることができてからはアンチまがいの攻撃的な感情が口をついて出てくることはなくなったけど(ジャニオタでないリア友にも愚痴を言いまくっていた。申し訳ない)、ぶっちゃけ今年の春まで上記の状態だった。(だから『〜WORLD』のリリースから『I SCREAM』までキスマイとそのファンの動向を全く知らない)

だけど、何を思ったか今夏にツアーに行ったことでまた二階堂くんを好きでいられるようになった。それが今。ただそれまでの1年間、私はずっとモヤモヤと苦しみながら、その苦しみの原因を考えて続けた。拗らせた先に見えるものがあると信じて。

そして、この時期になってようやく答えが見つかった気がする。言葉にして整理できるようになったその答えを、ここに書き留めておきたい。

アイドルが偶像でなくなったとき

まず、私は間違いなくリア恋というやつではない。だから苦しさの正体は嫉妬ではない。そのシーンを視聴した当時から今まで、一度も指原さんを憎んだことはない。羨ましかったけど、その感情自体は美味しいものを食べているテレビタレントを羨ましく思うのと多分同じだった気がする(てきとう)。そもそも彼らとその番組に出る前から、彼女の所属するグループ群の中でも特に好きなメンバーだったし、今でもそう。

私の怒りの矛先が向いたのは、ここまで書いてきたことから分かるように二階堂くんだ。しかし実際その怒りはもやもやとしたもので、正直うまく言葉にはできなかった。それが余計に苦しかった。事務所の男性タレントの方々をたくさん見てきた中で、間違いなく彼が一番好きだったから。否定したい部分がある一方で、どうしても否定できない部分があった。だから、アンチにだけはなりたくなかった。なりそうだったけど。

じゃあ何が嫌で二階堂くんを憎みかけたのか。

今の私が思うに、二階堂くんがファンを女の子として見てくれなくなったように感じてしまったのがこたえたのだ。これはあくまで主観。本人の気持ちはわからないし、客観的に見たら何も昔から変わっていないのかもしれない。ただ私にはそう感じた。

勿論ファンには男性もいる。特に舞祭組を結成してからは増えたと思うし、本人たちもそれを意識していたと思う。でも、未だに大部分は女の子のファンだし。冠番組で毎週のように女優さんとイチャイチャする映像見せられても、ファン全員の嫉妬する心がゼロになったわけではないし。そういうところをアイドルには忘れてしまわないでほしいという我儘を私はもってる。

じゃあそんな事抜かすテメェも結局リア恋じゃねーかという話になりそうだけど、それは違う。重ね重ね述べているけど、私は拗らせたキモオタ。いやほんとにキモい。ぶっちゃけ私自身はジャニタレと女性の絡みに萌えるタイプだし。ドラマでもバラエティーでも。その証拠に、問題の企画でも練習している2人のVTRには普通に興奮したという事実がある(笑) また、「アイドルらしくして欲しい」と思ってはいるけど、アイドルだって人間だから恋愛したっていいと思っているし、熱愛報道が出てもタレを嫌いにはならないと思う。

ただ、私は「世の多くの女の子達を恋に落としてしまうくらいの存在である男性アイドルという職業を、努力して務め上げている彼ら」が好き。これは降りる前から自覚があった。男性としても彼らはもちろん魅力的だが、私が好きなのは"アイドル"の彼ら。ファンのことを心の中ではどう思ってくれてていいし、裏で口に出してくれてもいい。でも、あくまで彼らを男性として見ているファンがたくさんいることを忘れないでほしい。世の多くの女の子たちが夢見る、現代の王子様であるという自覚を、ずっと持ち続けて欲しい。それだけは譲ることが出来なかった。

二階堂くんはその前に同じ番組で、女性歌手の方々に囲まれてダンスをしたことがある。そのときは素っ気ない態度と無表情を貫いていた。それを観た私は「二階堂くんは女性ファンのこと考えててちゃんと"アイドル"してる!」と期待値を上げてしまった。振り返ると、二階堂くんの株を上げたかに見えたこの一件は、寧ろ担降りへの気持ちを加速させた出来事だったのかなと思う。期待されて突き落とされたような心地。一時の夢を見せてくれたことは事実なので、責めるつもりは毛頭ないけど。

「結局私が勝手に期待してただけで、もう二階堂くんはファンを無性別の存在としての“ファンの子”としてしか見てない、ファンの女の子ひとりひとりが持つ気持ちよりも番組を盛り上げる方を取っちゃったんだ」と、そう思った時に多分私は二階堂くんに求めていたアイドル像を見い出せなくなってしまったのである。芸能界のことには明るくないから、あれが二階堂くんが自主的にやったことなのか、台本なのか、事務所がどこまで許してるのか、等々全く分からないことだらけだけど、彼自身が表舞台に出ている以上私は二階堂くんに怒りをぶつける他なかった。だから担降りに繋がった。本当はまだ、他のメンバーのようにファンの子を女の子扱いしてほしかったなってちょっぴり思ってるけど人間日々進化だしね、ついていけなかった私が単に担当の辞め時だったんだね。仕方ない。最近はそう思うようにしている。

担降りの先に 

考え続けてこの結論に達したとき、思わぬ気持ちの変化があった。二階堂くんを見ることが楽になったという変化が。担降りでは気持ち全く楽にならなかったが、気持ちが冷めた原因を見つめ直して、言葉にして説明をつけて自分を納得させたことで「でも、二階堂くんのそういうところ以外は結局好きじゃん」という気持ちが素直に生まれたからかもしれない。

結局1年苦しんでも、トラウマを植え付けられても、二階堂くんが好きという想いは変わらなかった。パフォーマンス、ビジュアル、キャラクター……アイドル・二階堂くんを構成しているすべて、例え悪いところがあると感じてもそんなところも引っ括めて、未だに二階堂くんが私の人生で一番素敵なアイドルだと大きな声で言いたい。

今では降りた以上「二階堂担」を名乗ってはいないけど、担降り宣言前と大して変わらず二階堂くんに沸いている。楽しい。前ほど熱心ではないけど。だから最近は「担当ってそもそもなんだ?私が担降りを宣言した意味はあったのか?」と考え始めた。このことでもうひと記事書けそう。

 

というわけで、好戦的なタイトルの癖にグダグダなこの記事を包括すると「喧嘩したけど、仲直りして、一層愛が深まりました♡」という惚気話と大差ない。これが現実のカップルだったら「知るかクソ○ね」って私でも思うけど、ファンサなぞ畏れ多くて望めない、年に1度程度生で観られるだけで有難い、こっそり双眼鏡を使って追わせて頂きます、というスタンスのひっそり拗らせキモオタなのでどうか許して欲しいです!うそ、ファンサを欲しがった過去はある。干されたから許して!!!!!!

 

オマケ: ちなみに心を癒してくれたアイドル育成ゲームは『あんさんぶる☆スターズ!』です。

あんスタはいいぞ。

 

ジャニオタのブログ

はてなブログがジャニオタ界隈を賑わせるようになってから幾年かが過ぎた。ブームは収まってるのかしら?わからない。中学時代から始めたクソ痛ジャニオタブログを3度ほど転々とした後にTwitterに完全移行し、楽しい(時に面倒臭い)ヲタ垢ライフを送っていた私だけど、こんな謎のタイミングで今更ながら久々にブログを始めてみました。

動機はひとつ、「ジャニーズのことが書きたい」

しかし実は、表向きは一応ヲタ卒したことになっている身分。担降りもした。一時は多数のオタクと繋がっていたヲタ垢も消し、今では名も無い人脈も無いパンピ(笑)です。

にも関わらず、今でもジャニーズを応援しています。特にKis-My-Ft2の皆さんを。そして応援するにとどまらず、彼ら自身や自分含むオタクの心理を考察したり。そのあたり、卒業宣言など無意味に等しいのではないかと思い始めているこの頃。ジャニに限らずとも根がオタクなんだよな〜!!!!知ってた!生まれ持った悲しい性である。

 

というわけで、そんな考察まがいのなにかを文字にして記録して置きたいという気持ちになった。ここでは名も無いいちクソオタクに戻ってつらつら好きなことを書いていこうと思います

 

プロフの画像は何も見ずに描いたニカメロンです。よろしくお願いします。